この社会では誰しもが、ひとつの小さな歯車として稼働しています。
大人になって社会に出る時、ほとんどの人がそれが当たり前の人生の正規ルートとして会社に就職し、自らを小さな匿名の歯車として会社に組み込むのです。この沢山の”歯車達”によって会社は回り、ひいては社会が回っていると言えるでしょう。
多くの人は自分がその歯車になることに対して特に疑問をもってはいないのではないでしょうか?むしろ、真面目な人ほどひとりの社会人として―ひとつの歯車として役に立ちたい、社会に貢献できるようになりたい、という考えをもつのではないかと思います。
自分自身がその組織の一部になっていることで、存在意義や仕事へのやりがいを感じている人もいるかもしれません。
しかしこれは既に自分を主体とはしていないということになります。
あくまで自分はひとつの歯車、ひとつのパーツとするわけですから、その母体は会社です。
誤解していただきたくないのですが、それを非難したり馬鹿にしているのではまったくありません。何故なら多くの人の働きによって会社は成り立ち、社会が成り立っているのです。会社を動かすには多くの従業員の日々の働きや努力なしでは成立しません。
ただ私や今このブログを読んでくださっているあなたが会社や社会に依存しない自由な生き方を実現するためには、歯車でいることを辞める必要があります。何故なら歯車のひとつであり続ける限り、自由になることはできないのです。
では一体どうすればいいのか?それでは見ていきましょう。
好きな時に、好きな場所で、パソコン一つで、ひとりで気ままに作業して、それでお金を稼ぎだす。
時間的自由、環境的自由、人間関係からの自由、そして経済的自由。
これらを実現させるためには歯車のままでは不可能です。
つまり、ひとりの従業員として会社に雇われている限りは実現しえないのです。
何故なら歯車でいる限り、自分自身ではなく会社のため、会社のオーナーのために働いているからです。
時間も、環境もすべて会社側に決められ、他の同僚や上司と連携を取って仕事をすることが求められるため人間関係もスルー出来ません。そして賃金は毎月ほとんど変わることなく一定の低賃金。
当然といえば当然ですが、主導権がこちらではなく完全に雇用主にあるのです。
残酷なようですが、匿名の歯車はいくらでも替えが利きます。低コストで使い捨てされる存在なのです。会社は基本的に低賃金で精一杯、文句を言わず長期間働いてくれる人材を求めています。勿論優秀なら尚良いでしょう。そうして私たちの人生はじわじわと、毎月なんとか食いつなげるだけの給料と引き換えにいつの間にか人生の主導権を奪いと取られていきます。
恐ろしいと思いませんか?
インターネットビジネスで自分自身でお金を稼ぐ場合、全ては自分の裁量の元に進められます。誰かに指示や命令をされることもなければ、時間の使い方も、自宅で作業するのかお気に入りのカフェで作業するのかも全て自由です。ただ時間分働けば給料が必ず支払われるシステムではないため、その点の保証はありません。しかし稼げる額には制限はありません。
自分でビジネスを始めて自分の名前を看板に生きていくということは、ひとつの歯車になるのではなく自分自身が歯車を管理する側になるということです。
私たちが管理する歯車というのは私たちが構築するシステム(仕組み)のことを指します。それらが滞りなく稼働するための管理です。要は歯車のオーナーになるのです。
私がこのブログを運営する上でスローガンにしているのは、「社会の群れを脱け出して、自分の人生を自由に生きる」ということ、そして自分の人生の主導権を取り戻す、自分の人生を自分のために生きるということです。
あなたの人生をあなた自身があなたのために生きなければ、誰が代わりにあなたの人生を生きてくれるでしょうか?
あなたの人生を生きられるのはあなたしかいないのです。自分の大切な人生を、他の誰かのためではなく自分のために生きたくはありませんか?
「こんな毎日はもうたくさんだ」。そう思ったことはありませんか?
その切実な願いを短期間で、少しの初期投資で叶えることができるのがアフィリエイトです。
―遠藤 周作
P.S.
私自身も夢を諦めて以来派遣社員としていくつかの企業で働いてきた中で、上司から信頼されていると感じたり、頼りにされている、必要とされていると感じることで、そこに自分の存在意義や価値を感じたりした時期がありました。でもそうして歯車として精一杯「会社のために」頑張ろうとし、自分を犠牲にして身を粉にして働き続けた結果待っていたのはストレスと過労で体調を崩し、アトピーの重症化とパニック障害の発病でした。
その時に結局派遣先の企業から言われたのは、「今度会社内で倒れたら労災にしなくちゃいけないから、医師から許可が出るまではもう来ないでくれ」ということでした。会社が気にしていたのはとにかく労災にしたくない、ということだけのようでした。
夜勤をしながら日によっては日勤で朝から出勤するために朝4時起きで始発に乗って会社に行ったり、無茶苦茶な勤務スケジュールを押し付けられても、「でも私がやらなきゃ他にいないから」「人手が足りないと困るだろうし」と引き受けていました。頼んできた上司には特に感謝もされませんでした。日ごろから頼まれたら仕事だからと引き受けていたら、そのうちそれがもう「当たり前」のようになっていたんだと思います。
夜勤を終えて朝方自宅に戻り、適当にコンビニ弁当で食事を済ませ、さっさとシャワーを浴びて時計を見ながら今日はあと何時間寝れるか確認して布団にはいると、あまりそれまで自覚がなかったものの私の精神状態は限界を迎えていたらしく、発作的に涙が溢れてきました。
会社にとって結局私はただのひとつの歯車、都合よく使える労働力でしかなかったのです。
私は基本頼まれごとをされれば断らなかったので、そういう意味では頼りにされていた=アテにはされていたかもしれません。
でも自分がやらなきゃ、自分がいなきゃ、なんて思っていても、実際いなけりゃいないでどうとでも会社は回ります。誰かが辞めて、穴が空けばまた誰か新しい人を募集して雇うだけ。何事もなくいつも通り会社はまわるんです。
これ以上自分のことを大切にしてくれるわけでもなく、それどころかまともに人間として扱ってすらくれない会社のために自分の時間やエネルギー、人生を捧げるなんて私は絶対に嫌です。
この非情な現実に別れを告げるためには、「雇われることをやめる」ことが全てのスタートです。
そして、自分でビジネスを保有し、それを管理していくこと(歯車を作り、動かし管理する)が自由になるための唯一の道です。
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